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塗料の種類と特徴

2017年2月23日 塗替え豆知識

外壁塗装で使われる塗料には、塗る箇所や機能性などにより種類があります。最近は機能性を打ち出した塗料も出てきていますが、ここでは、代表的な塗料の種類と特徴をご紹介いたします。

アクリル系

価格的には安価で扱いやすく、少し前までは新築住宅の標準仕様として使われていた塗料です。一番の魅力は価格ですが、耐久年数的にはおおよそ、5~7年とも言われています。

ウレタン系

近年、アクリル系塗料に代わって外装塗装に使われていることが多い塗料で、光沢もあり、耐久性に優れています。外壁、木部、鉄部など幅広い用途で使われています。
耐久年数は約7年~10年とアクリル系より長く、価格と性能のバランスから、戸建住宅の塗料として利用頻度が増えている塗料です。

シリコン系

住宅の塗料で広く使われているのがシリコン系塗料です。シリコンが入ることで、耐候性や防汚性が増すため、人気の塗料です。

耐久年数は約12年~15年と、ウレタン系より長く、価格的にもウレタン系と大差がないため、その優れた性能からこちらも多く使わる人気の塗料です。多くの塗料メーカーから、予算や建物の劣化状況などに合わせ、多くの種類が販売されています。

なお、価格はシリコンの含有量によりグレードの違いで価格が異なります。

フッ素系

フッ素樹脂の科学的安定性により、塗膜の寿命が非常に長いが特徴です。つや消しが可能で高級感のある落ち着いた色合いが可能です。

耐久年数は約15年と長く、外壁より屋根材の塗料として使われることが多い塗料です。ただ、価格は高めですので、予算的に余裕がある場合は外壁の塗料として選択することもよいと思います。また、屋根をフッ素塗装に、外壁はシリコン系でという選択も費用的によい選択だと思います。

触媒系

建物に塗るだけで、太陽光や雨などの自然の力でセルフクリーニング効果が期待できる塗料です。
耐久年数は約15年と長く、環境にもやさしい塗料で空気中の汚染物質の分解をし、建物周りの空気をきれいにする塗料です。
機能的にはすばらしい塗料ですが、こちらも価格は高いため、予算的に余裕がある場合に使われています。

この他にも多彩な塗料を取り扱っております。
たとえば、防水塗装。高い防水機能を実現する塗料で、他の塗料に比べ圧倒的な伸縮率があるのが特徴で、この伸縮率があることで、ひび割れを表面化させず、水の浸入する隙間をつくりません。

当今泉建装でも、ビルの屋上など防水塗装を行っていますので、事業用用途の建物のご相談もお気軽にお問い合わせください。